マイナンバー制度がいよいよ始まります。
TVなどでは時々課題事項などについてニュース番組で問題提起しています。本体のマイナンバー制度が始まる前=施行前にその改正案が国会で可決されるという変な流れになっています。
元々は、税収の適正化を目的として始まる制度なのですが、12桁のマイナンバーを国民に割り当てる事を色々な所で利用しようとしています。アメリカなどでは「納税者番号」というしろものに相当します。
12桁の数字、覚えるにはちょっと多い桁ですね。
マイナンバーは、自分から自治体に取りに行く必要があるのですが、皆さん取りに行けますでしょうか?
国民一人一人ということなので、今回の改正案では金融の分野と予防接種など健康管理の分野で利用しようという事になっています。まさか、マイナンバーだけで本人認証するなんて銀行はあり得ないと思いますが、マイナンバーの登録間違いは多発するでしょうね。
病院情報システムもマイナンバーにはまだ対応できていません。マイナンバーで病院間で情報連携する事そのものは、守秘義務上も問題が山積みです。
日本は、個人の身分証明書に関する制度がありません。マイナンバーは「IDカード」になり得るのか? これまでは、運転免許や健康保険証、会社の社員証などが身分証明になりましたが、該当しない方も沢山います。「自分の情報は自分で守る」だんだんアメリカの用になるんでしょうね。